私の仕事術｜File9　１日を気持ちよくスタート！　やりがいを常に感じられる環境で働く

2021.05.06

株式会社クーネルワーク
事業運営部
加藤郁さん

ECサイトディレクターの仕事術

地域の魅力ある食材や商品を、丁寧な作り手への取材記事と共に紹介する産直ECサイト『新潟直送計画』。
その掲載情報やSNS発信を担当する加藤さん。
「ユーザーさんや生産者の方たちから喜びの声が直接届くことにやりがいを感じる」と語る彼女のポジティブさを支える仕事術を聞いた。

通勤時間で気持ちを切り替え。運動不足も解消

「私は神奈川からUターンでクーネルワークに入社しました。今でも通勤は自転車です。通勤中はスマホが使えないし、仕事のことは考えず、好きな歌を歌ったりしてます。気持ちを切り替えることで、気分よく仕事に向かえる気がするし、運動不足の解消にもなると思います。特に晴れた日は最高です」

生産者の思いを直接感じることがやりがいに

「約10分という通勤時間の短さは地方で働く魅力だと思います。適度に気持ちを切り替える時間があることで、出社後はすぐに業務に取りかかれます。地元の生産者さんの喜びの声が毎日届き、その思いを広く発信しているという実感を得られることが、新潟でやりがいをもって仕事ができるということだと思います」

１日のスケジュール

●8:30 自転車で通勤
●8:40 出社
デスクまわりの整頓と掃除
●9:00　業務開始
メールチェック。担当SNSをチェックし投稿をスタート
●10:00　メールマガジン記事作成
旬の食材や今シーズンの出荷スタート情報などを紹介
●13:00 昼食
●14:00　情報収集
新出店の店舗や新商品の情報をインプット
●16:00　特集記事の企画検討・作成
●18:00　自転車で帰宅

企業紹介｜株式会社クーネルワーク

事業内容

産直EC、新潟の家づくり実例「プラットフォーム」運営・Webサイト制作、総合Webマーケティング、各種デザイン業務

事業紹介

2016年1月設立。
新潟県内500以上の生産者・メーカーが参加する産直ECサイト「新潟直送計画」を起点に、地域のつくり手に寄り添いながら地産品のブランディングやマーケティング支援を行なう。
2020年、新潟の建築実例を集めたサイト「MockHouse」をローンチ。
人を想いをつなぐローカルプラットフォーマーとして右肩上がりで成長中の企業だ。

取材で感じた企業の魅力

産直ECサイト『新潟直送計画』は生産者のこだわりや人間性も記事化

「地域のつくり手が手軽にインターネット販売に踏み出すきっかけを」と、2011年にスタートした産直ECサイト『新潟直送計画』。開設時は10店舗からスタートし、今や573店舗・1,153商品（2021年2月現在）が並ぶ規模に拡大。商品がカタログ的に並ぶのではなく、生産者をしっかりと取材し、その想いを伝える掘り下げた記事が人気の要因だ。

起業以来の一貫した姿勢と積み重ねが時代とリンク。大きな支持に

『新潟直送計画』が事業規模を伸ばす背景には、「企業単位の点としての支援だけでは地域に大きなインパクトを残せない。それを取りまとめた面で考えプラットホームを作る」という起業時からの強い意志がある。インターネットの技術で人と想いをつなぐ――約10年にわたるその丹念な積み重ねが今、多くの人に支持されている。