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FEATURE

私の仕事術

私の仕事術|File11 通勤時間を有効活用。ルーティンワークだけでなく、自己実現のための時間も確保する

株式会社ニューズ・ライン
新潟Komachi/Komachi Web
副編集長/クリエイティブディレクター
佐藤亜弥子さん

編集者の仕事術

佐藤亜弥子さんは、新潟の女性月刊誌『新潟Komachi』副編集長。
人気コンテンツであるラーメンやパン特集も佐藤さんが手がけたものだ。
編集スタッフやライター、カメラマンなどの制作チーム全体を管理する一方で、自身も現場に出て精力的に取材をこなす。
大切にしているのは確実でスピーディな情報収集力とコミュニケーション力、そして働く二児の母として定時退勤するためのスケジュール意識だという。
多忙な編集者を支える仕事術を聞いた。

通勤中に始業直後の
ルーティンワークをこなす

「管理職にとって、チームの業務をスムーズに進めるための段取りはとても重要。それは一方で、自身の仕事時間を確保し、定時に退社するための闘いでもあります。私は普段、マイカー通勤ですが、内勤業務が多い日にバスと徒歩の通勤を試しています。バスはマイカーと違い運転に神経を使う必要がありません。マイカーに比べて約10~15分ほど通勤時間は長くなりますが、出社後に慌ただしく行っていたルーティンを乗車中にすべて終えることができました。バス内に響く環境音が、かえって集中力を高めてくれます」

通勤時間を有効活用して心に栄養を

「通勤時間の活用手段は“仕事の効率化”に限りません。晩ごはんのレシピを考える、スマホゲームでリラックスする、サイクリングやウォーキングで体力を付けるなど、家事の効率化、健康づくり、自己実現にもつなげられます。仕事脳になり過ぎると心に栄養が届かなくなります。それが後輩スタッフに伝わると悪影響なので、私自身が常に意識しています」

1日のスケジュール

●8:20 バス乗車
スマートフォンで1日の予定を確認し、メールチェックと返信

●9:00 出社
朝のメールチェックが済んでいるので、出社直後の業務に勢いが付く。編集スタッフの制作原稿をチェック

●10:30
ミーティング

●12:00 昼食

●14:00 取材

●16:00 原稿制作

●18:00 退社

●18:20 バス乗車

企業名|株式会社ニューズ・ライン

事業内容

出版、Webメディア運営、マーケティング、イベント企画

企業紹介

「『編集力』で、まちの明日を変える」をコーポレートメッセージに、出版、Webメディア運営をする株式会社ニューズ・ライン。『月刊新潟Komachi』『くるまる』『Komachi Wedding』『ハウジングこまち』などの雑誌メディア出版と、『Komachi Web』などのWebメディアの運営、企業のマーケティング支援、イベント企画などを通して、地域生活者とまちを繋げる事業を多数手掛けている。

取材で感じた企業の魅力

県内の最新情報が分かる
月刊雑誌『Komachi』

メイン事業は新潟の女性のための情報誌『月刊新潟Komachi』の制作・発行。グルメ、ビューティー、お出かけ&イベント情報など、暮らしを楽しくする情報が満載。充実した巻頭特集やニューオープンページなど、新潟県内の旬の話題をキャッチし、高い企画力と編集力で発信し続けている。毎月25日発売。他にも車やウエディング、住宅の専門誌も発行する。

高い編集力を幅広い領域に活用
地域に還元する

ニューズ・ライン社が持つ本質的な武器は編集力。それは「雑誌編集」のみにとどまらず、非常に広い意味を持つ。編集とは情報を収集し、それを最適なカタチに再構成すること。それはウェブメディア『Komachi Web』での発信はもちろん、イベント企画やアプリ開発など多岐に渡る。地域に根差す媒体社としての強み、経験豊かなスタッフのアイデアを活かし、常に新領域に挑戦し続けている。

 

カンパニーメッセージ

代表取締役社長
澤井 拓さん

「公共交通機関を活用した効率的な移動・通勤は、今後の地方都市の大きなテーマであると感じています。この1年間、世の中でも弊社でも“当たり前の再定義”が進みました。通勤時間を全員が自分のためだけの運転手として過ごすのは、考えてみれば非常に非効率です。移動時間を有効に使えるバス通勤、私も試してみたくなりました」

所在地

新潟市中央区女池南3-2-32

電話番号

025-280-1010

URL

https://www.week.co.jp/