私の仕事術｜File4　貴重な大人の「ひとり時間」とタスク管理がビジネスをスピーディーに

2021.02.16

株式会社NKSコーポレーション
企画開発室　企画制作部長
栗原悠祐さん

プランナーの仕事術

ビルや施設管理に関わる建物メンテナンス事業に、ソフト面からアプローチし、システム開発や情報発信の重要性と価値を持ち込んだプランナー。
現場で顕在化する課題の解決だけでなく、その先にあるユーザー体験まで見据え、掘り下げた提案とアイディアと大切にするのが栗原さんの仕事流儀だ。
若干33歳で部長に就任し、成長事業を中心で担うプランナーの仕事術。
それを支えるのは「ひとり時間」とスピーディーなタスク管理だ。

集中して調べる時間を確保。情報収集を効率的にする

「ニュースチェックにはスマートニュース、ウェブシステムに関する情報収集はキータなど、目的別にサイトを使い分けています。“調べる時間をいかに確保するか“はビジネスマンにとって大きなテーマですが、実はこれまで車通勤だったので、朝はあまり時間が取れていませんでした。
ところが、初めてバス通勤をした結果、 “通勤時間って意外と使える！！“と思いました。バスなら自分で運転をしなくて良いので、目と耳と手を使って集中できます。得る情報量が圧倒的に多く効率的だったのはもちろんですが、バス停まで歩くのもいい気分転換になって一石二鳥でした」

自分に合ったタスク管理ツールがビジネスをスピーディに

「世の中にタスク管理ツールはたくさんあり、いくつも使ってきましたが、今の自分にとってベストはJooto。ひと目で自分の仕事量や進捗状況を把握できて、非常に分かりやすい。また、チームでタスク共有することができるので、プロジェクトのボリュームや打ち合わせの内容をまとめるのにも有効です。ログを残しやすいので、指示出しやレスが速くなりました」

1日のスケジュール

●8:55　バス乗車
乗車中はスマートフォンやタブレット等でニュースチェック。気になる記事、アイデアはすぐにメモする
●9:30　出社
メール確認と返信。Jootoでスケジュールとタスクチェック。クライアントと電話打ち合わせ
●12:00　昼食
●13:00　ウェブミーティング
クライアントやプロジェクトチームのメンバーとチャット等で打ち合わせ
●16:00　制作
外部との打ち合わせが少なくなるころからクリエイティブ作業を開始
●18:30　退社
●18:40　バス乗車
頭を切り替えてプライベートな時間。ネットゲームなどをする

企業紹介｜株式会社NKSコーポレーション

事業内容

建物総合管理、指定管理、省エネルギー、建物管理商品販売、文化事業、クリエイティブ事業など

企業紹介

ビルメンテナンス、文化施設などの管理、省エネ事業、清掃道や内装インテリア等の建物管理商品販売など多岐に渡る事業を通して、安定的かつ効率的な財産維持サービスを提供する。また、近年では財産管理や建物データの一元化に貢献するソフトやツール開発にも着手。ひとつひとつが構造も目的も異なる建物に対し、既存のファシリティマネジメントの領域を超えて、独自のソフトウェア開発開発や企業情報発信のウェブサポートなど業務の幅を広げている。

取材で感じた企業の魅力

複雑化する情報化社会に最適なビルメンテナンスを提供

創業50年以上という建物を管理する上で必要な経験と知識に加え、時代や社会の変化をとらえたサービスを実現する技術力とノウハウを持つ。高度情報化社会において、複雑化するさまざまな課題に対応する総合管理をはじめ、建物内の快適な環境づくりや資産価値をより長く維持するためのソリューションを高次元で提供している。

プランナーやデザイナーが建物のソフト面やブランディングをサポート

企画開発室の企画制作部内には、ウェブサイトに関わるデザイン制作やプロモーション提案、プロデュースなど、クリエイティブ領域で活躍するプランナーとクリエイターが所属する。建物のハード部分の管理だけでなく、ソフト面や情報発信、ブランディング領域においても高度なサービスを提供することで、業界内で大きなアドバンテージを得ている。

カンパニーメッセージ

代表取締役社長
吉田琢哉さん

「専用の道具と共に24時間体制でお客様のところに伺うビルメンテナンスの仕事にとって車は欠かすことができませんし、弊社では社用車の通勤使用も許可しています。しかし、社員の駐車場確保や通勤災害のリスク、移動時の生産性、通勤時の歩行による健康習慣の定着の可能性を考えると、公共交通による通勤には非常にメリットがあるのではと期待しています」