FEATURE
私の仕事術
私の仕事術|File10 短い時間のなかで集中して勉強。通勤の“ひとり時間”を有効活用
INSIGHT LAB株式会社 新潟研究開発センター
経営推進室
阿部洋行さん
仕事スキルを上げる“通勤時間勉強”で資格取得
「私は電車を利用して通勤しています。待ち時間を含めて片道15分程度の通勤時間は、いい意味で集中を継続させるのに適度な時間です。仕事で必要な資格取得やスキル向上のための読書をしたり、スマートフォンで調べものをしたりして過ごしています。この“通勤時間勉強”を続けたことで、システム開発など、私の仕事に役立つPython(※)試験に合格することができました」
※Python AIやデータサイエンス関連で主に用いられるプログラミング言語
“ひとり時間”を確保してオン・オフを切り替え
「6歳と2歳の子どもと妻の4人暮らしなので、自分ひとりの時間は、子どもたちが起きる前のわずかな時間と、毎日の通勤時間くらい。意識こそしていませんが、電車通勤の往復約30分で、気持ちのオン・オフが自然と切り替わっているように感じます。勉強の時間に充てるなど、いい意味でひとりの時間を有効的使っています」
1日のスケジュール
●8:18 電車乗車
●9:00 業務開始
●11:45 昼食
●12:45 実務
●18:00 退社
●18:30 電車乗車
企業名|INSIGHT LAB株式会社 新潟研究開発センター
事業内容
データ利活用DXソリューション
企業紹介
“ビッグデータを活用し、より豊かな社会を創る”というモットーを掲げ、あらゆる企業や社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現しているIT企業。
データビジュアライゼーション、データアナリティクスなどのサービスを提供し、企業が抱える課題の解決や改善をサポートしている。
本社は東京だが、2020年6月に新潟研究開発センターを設立。
取材で感じた企業の魅力
ビッグデータを一元化
利活用することで私たちの生活をより便利に
新潟大学との連携で行っている「越後データプラットフォーム」の研究では、県内の各行政から出される紙やウェブ、SNSなどあらゆる形の情報を一元化。
例えば、紙で配布されるゴミ収集カレンダーの情報や、メールで通知される不審者情報、各小学校のHPに掲載されている献立表などの情報を収集し、独自技術で1つにまとめている。
それらのビッグデータを一元化し、利活用することで、私たちの生活がより便利になるような取り組みが同社の魅力といえる。
また、このようなデータの利活用を私たち県民が体感できる場所として、小学生の子どもを持つ子育て中の女性に向けたアプリ『ガタリコ』をプレリリースしている。
企業名
INSIGHT LAB株式会社 新潟研究開発センター
所在地
新潟県新潟市中央区東大通1-7-7 IMAⅢビル3階
電話番号
025-250-1353