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【コラム】今さら聞けないMaaSとは?

ここ最近よく目にする横文字「MaaS」 ・・・ 知らないのは私だけ?(そもそも何て読むの??)

国土交通省の資料によると、「MaaS(Mobility as a Service(モビリティ アズ ア サービス))は、スマホアプリにより、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービス。新たな移動手段(シェアサイクル等)や関連サービス(観光チケットの購入等)も組み合わせることができる。」と書いてあります。※1

うーん、理解できそうで中々難しい。(ちなみにマースと読むそうです。笑)

ほかに本を読み漁っていると、名古屋大学大学院 環境学研究科 加藤博和 教授がMaaSについてこのように触れていました。

「MaaSを概念でなく道具として説明するなら、様々な目的地や交通手段を検索して、最適な移動を見つけ、予約や決済ができるもの。」

大事なのは後ろの「a」の部分で、「ひとつの」というところ。目的地となる店舗や施設と交通手段をひとつずつ自分の中で結び付けなければいけなかったものを、1組のパッケージとして示すことができるものがMaaS。」とのこと。※2

なるほど、目的地までの様々な交通手段の検索・予約・決済を、すべてひとつのサービスとして提供してくれるものがMaaSなのか・・・なんて便利なんだ。

フィンランドの首都ヘルシンキを中心にMaaS「Whim(ウィム)」を提供するMaaS Global社は、世界のMaaS市場規模は2030年で112兆円との見解を示しているとのこと。※3

日本国内でも全国各地で実証実験が行われているとのことで、これからもMaaS市場から目が離せない!?

※1(出典:国道交通省のMaaS推進に関する取組について 令和元年12月6日 総合政策局モビリティサービス推進課)

※2(出典:交通の研究専門誌 運輸と経済 2020年4月 No.874)

※3(出典:ストーリーで理解する日本一わかりやすいMaaS&CASE 中村尚樹)

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